2012年5月27日日曜日

プレミア

信長の野望 天翔記の音楽といえば、ゲームとしてはプレイしたことがない私でもあの菅野よう子のゲーム音楽作曲家時代の作品ということは知っていたので、それをたった1500円で買い取られてしまうとは……!と思ってしまいました。

今ではメジャーな作曲家の旧作で、絶版になっているものというのはプレミアがつきやすいので要注意です。サガフロンティア2の音楽のピアノ編曲版+αな「Piano Pieces SF2」は最近再発されたので中古市場での価格は落ち着いていますが、再発前は2万くらいの値段がついてました(Amazonのページで中古品の価格一覧を見るとそれくらいの値段がついてるのもありますが、当時の名残かも)。まだアンリミテッドサガのサントラも現在再販されていますが、それでもかなりの高値で取引されているのがわかりますね(ゲーム自体はワゴン行きで500円とかだったのに)。他まんだらけに行ったときヴァルキリープロファイルのサントラが4500円、クロノクロスのサントラが6000円で売られているのも目にしたことがあり(これらも一旦絶版になったが、復刻版が出たり再販されたりした。いずれも絶版中だったときの価格です)ゲームのサントラで人気が高い作品というのはこれほどプレミアがつくのかと驚いた記憶があります。

再販されているものばかり例に挙げましたが、そうでないものの例としては、双界儀のサントラがあります。ゲームやったことないけどサントラは持ってます。それくらい音楽としての評判が高い。ここに挙げたもので共通するのは、もちろん今も活躍されている作曲家の作品だから当然とも言えるのですが、どれも音楽としてのクオリティが高く、評判がいいということです。よい作品は、安易に手放したりしないで持っておいた方がいいと私は思います。

それからサントラではないのですが、ゼノギアスサガフロンティア2のPerfect Worksと銘打たれて出版されたほぼ全ページフルカラー大判の設定資料集もとんでもない値段がついていますね。ちなみにこれらは絶版です。ゼノギアスが出たのは1998年、サガフロ2は1999年。思えばあの頃はFFが国内で300万本以上売れていた時代です。旧スクウェアはこうしたお金のかかりそうな企画が通っていたんだなと、今思うと感慨深いものがあります。

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